PG&E 卒業生へ: 重りで風船を固定して安全を祝う

PG&Eから卒業生への安全のヒント:風船を重りでしっかり固定して、安全にお祝いする

風船の飛散による停電で、楽しいはずの卒業式が台無しになるかも

カリフォルニア州オークランド— カリフォルニアでは卒業シーズンを迎えるため、Pacific Gas and Electric Company(PG&E)では、お客様にヘリウムを充填した金属製風船に関連する公共の安全のリスクについて重要な注意を促しています。卒業式で風船を使用する場合には、重りで固定してあることを確認してください。そうしないと、風船は浮き上がって頭上の電線と接触し、公共の安全のリスクが生じる可能性があります。

2024年の最初の4か月間に、金属製風船が電線に接触したことによる停電が、PG&Eのサービス提供地域のみでも約112件発生しており、47,000世帯を超えるお客様へのサービス提供が中断されました。前年同時期と比較すると、平均で約30%の増加になります。

「金属製風船は銀でコーティングしてあり、これは電気を通しやすい物質です。風船が飛んで電線に接触すると、変圧器がショートして、停電が発生したり、電線が溶けたりして、公共の安全のリスクをもたらす可能性があります。お祝いの行事は責任をもって行い、金属製風船には重りを付けて固定していただくようお願いいたします」と、PG&E電力事業担当シニアバイスプレジデントであるPeter Kennyは述べています。

数年前、卒業式で飛ばされた金属製風船が頭上の電線に接触したことが原因で、サンフランシスコの6,000世帯を超えるお客様が停電の被害に遭われました。最近、卒業式シーズン中に風船が原因で生じる停電の件数が増加傾向にあります。

金属製風船が飛んで行って公共施設の電線に接触すると何が起きるのかを説明する深刻な例をここに示します。https://www.youtube.com/watch?v=_jzefJfBbNA

風船が原因の停電件数を大幅に低減し、卒業式、父の日を安全に楽しんで頂けるようにするため、PG&Eはお客様に金属製風船に関する以下の重要な安全上のヒントを守ってくださるように呼びかけています。

  • 「上を見て生きよう!」 注意を払い、頭上の電線の近くでは金属製風船を使ってお祝いしないでください。
  • ヘリウムを充填した金属製風船が、風船が浮かび上がらないくらい十分に重たい重りにしっかり固定されていることを確認してください。重りを絶対に取り外さないでください。
  • 可能であれば、金属製風船を屋外に出さないようにしてください。公共の安全を考えて、金属製風船を決して屋外に放さないようにしてください。
  • 複数個の金属製風船を束ねないでください。
  • 電線にひっかかった風船、凧、ドローン、オモチャを電線から外そうとしないでください。そのままにし、PG&Eにすぐに電話(1-800-743-5000)して、問題をお知らせください。
  • 地面に垂れ下がっているか、空中にぶら下がっている電線には、絶対に近づかないでください。地面に落ちた電線にもエネルギーがたまっていて極めて危険である、ということをいつも忘れないでください。近づかず他の人も寄せ付けず、911にすぐに電話して、警察署と消防署に連絡してください。その他のヒントは、pge.com/bepreparedで確認できます。
  • 詳細については、Safety Action Center(https://www.safetyactioncenter.pge.com/articles/44-celebrate-safely)をご覧ください。

PG&Eについて

Pacific Gas and Electric Companyは、PG&E Corporation(NYSE: PCG)の子会社で、天然ガスと電気の事業を組み合わせた米国で最大企業の1つです。San Franciscoに本拠地を置き、従業員数は24,000名超で、米国で最もクリーンなエネルギーの一部をCalifornia州の北部と中央部に居住する約1,600万人に提供しています。詳細は、www.pge.com/およびwww.pge.com/en/about/newsroom/index.pageをご覧ください。

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