省エネのコツは、ちょっとした工夫と便利なツール、そして頼れる支援から
カリフォルニア州オークランド — Pacific Gas and Electric Company’s (PG&E) お客様が安全かつ快適に過ごし、エネルギーコストを抑えられるよう、必要な情報やサポートを提供していきます。最大限の節約を実現するためにも、ご家庭にとって最も低コストの料金プランを利用しているかどうか確認することをおすすめします。お客様は、PG&Eのオンラインアカウントにログインし、料金比較ツールを利用するだけで、最もお得な料金プランを簡単に見つけることができます。節約額は、ご契約の内容や日々の使用状況によって異なります。
バジェット請求 (Budget Billing) プログラムや請求予測アラート (Bill Forecast Alerts) は、いずれも無料で利用でき、請求額の急な変動を避けるのに役立ちます。Budget Billingは、過去12か月のエネルギー料金を平均化して毎月の支払額を算出するため、請求額が大きく跳ね上がることを防げます。
Bill Forecast Alertsは、エネルギーの使用状況に基づいて、1か月あたりの請求額がお客様によって設定されている具体的な金額を超えることが予想された場合に、電子メール、テキスト、電話で通知を受けることのできるサービスです。
また、HomeIntelに登録することで、指導員に対するエネルギーに関する質問の相談を無料で受けることもできます。
PG&Eカスタマーエクスペリエンス担当シニアバイスプレジデントのVincent Davisは、次のように述べています。「これを踏まえ、お客様が夏の暑さを乗り切るために必要な割引や各種リソースをご案内したいと考えています。ご家庭でのちょっとした工夫がエネルギー料金の負担を軽くすることにつながります。私たちは、そうした節約を支えるツールやプログラムを、より多くのご家庭が活用できるようにしていきたいのです。」
顧客請求額の安定化について
PG&Eは、2025年中にさらなる電気料金改定は行わない見通しです。同社は、2025年の残りの期間において住宅向けのガス・電気の合算請求額はほぼ横ばいで推移し、2026年には減少すると予測しています。
ただし、請求額が安定していても、夏場に冷房使用の増加によりエネルギー使用量が増えると、請求額が高くなる可能性があります。
快適&省エネで、夏をおトクに乗り切るコツ
毎月の請求額を抑えつつ、省エネで快適に夏を過ごすためのヒントをご紹介します。
お金をかけずにできる工夫:
- 設定ひとつで快適に:体調に問題がなければ、普段より温度を7〜10°F(約4〜6℃)高めに設定し、1日8時間ほど維持することで、冷房コストを年間で5〜10%節約できます。
- 日差しをカット:カーテンやブラインドで日差しを遮るだけで室内が涼しく保たれ、エアコン (AC) の負荷を軽減できます。これだけでも、年間最大30ドルの節約になります。
- 扇風機を活用:シーリングファンを使うことで空気の循環が向上し、室温設定を数度上げても快適に過ごせます。その結果、年間最大15ドルの冷房費削減につながります。
- キッチンでもクールな選択を:ガスや電気の従来型コンロよりも安全で、短時間で調理でき、しかもエネルギー効率も優れた誘導加熱 (IH) コンロで調理してみませんか。PG&Eの電磁調理器貸出プログラムを利用すれば、お客様はシングルバーナーの電磁調理器と鍋を2週間無料で借りることができます。
少ない費用でできる対策:
- 目張りからの漏れ:隙間風の入るドアや窓の周りの隙間を雨よけやコーキングで塞ぎ、ACが過剰に稼働しないようにします。空気漏れを塞げば、冷房コストを年間最大120ドル節約することができます。
- エアコン周りをこまめに掃除:ちょっとしたお手入れをするだけで、ACの性能をしっかり保つことができ、年間で最大15ドルの節約につながります。
- エアフィルターはこまめに交換を:エアフィルターが目詰まりしていると、ACで空気を循環させる際に大量の電力を消費します。エアフィルターを清潔に保つことで、省エネ効果が高まり、年間で最大15ドルの節約につながります。
- 省エネグッズで環境に配慮を:省エネ性能の高い素材や道具を使ってエネルギー効率DIYツールキットを作成することで、エネルギー料金を年間数百ドル節約できます。
- プールも省エネ上手に:プールのエネルギーコストを抑えるために、プールカバーを使用し、可変速度のプールポンプを取り付けることを検討してください。こうした対策に加えて、他のちょっとした工夫も組み合わせると、年間で約2,700ドルもの節約を実現することができます。
夏の冷房コスト問題に対処するためのお役立ち情報として、家庭エネルギー診断、SmartRateプログラム、Savings Finderツールなどのコンテンツをご用意しています。詳しくは、pge.com/summerをご覧ください。
所得水準に基づく支援プログラム
PG&Eでは、所得水準を満たすお客様が毎月の請求額を軽減・管理できるよう支援する取り組みを行っています。
- California Alternate Rates for Energy (CARE) Program:(CARE未加入のお客様と比べて)ガス料金が毎月20%、電気料金が平均35%割引になります。
- Family Electric Rate Assistance Program (FERA):世帯人数にかかわらず、毎月18%の電気料金割引が適用されるよう、新しい基準が導入されています。
- PG&E Relief for Energy Assistance through Community Help (REACH):未払い残高に基づいて、低所得層のお客様に、最大300ドルの1回限りの料金クレジットを提供します。
- PG&E Match My Payment Program:滞納のある低所得から中所得の対象顧客に対し、未払いの料金に対して最大1,000ドルまで1ドルごとのマッチング支援が提供されます。
- Low Income Home Energy Assistance Program (LIHEAP):連邦政府資金による支援プログラムで、州の監督の下に、対象となる家庭が滞納している冷暖房費に対して、最大1,500ドルの一括支払いを提供して低所得世帯の支払いを支援します。支払い額は、居住地と利用可能な財源によって異なります。
- Energy Savings Assistance Program (ESA):無料で省エネ改善対策を提供します。
- Arrearage Management Plan (AMP):低所得者層の住宅顧客向けの債務免除プランです。
その他のプログラムには、特定の医療ニーズがあるために、電力に依存しているお客様に対してエネルギー料金の割引を提供する、Medical Baselineなどがあります。