カリフォルニア州で開催される卒業式に向けたPG&Eの安全に関するヒント:式の間、風船を安全に保つ

不規則に飛ぶ風船が原因で生じる停電により、卒業式が台無しになるかもしれません

カリフォルニア州オークランド — カリフォルニア州では、5月中旬から6月中旬にかけて卒業式シーズンを迎えるため、Pacific Gas and Electric Company(PG&E)ではお客様にヘリウムを充填した金属製風船に関連する公共の安全のリスクについて注意を促しています。卒業式で風船を使用する場合には、重りで固定してあることを確認してください。そうしないと、風船は浮き上がって頭上の電線と接触し、公共の安全のリスクが生じる可能性があります。

2023年の最初の4か月間に、金属製風船が電線に接触したことによる停電が、PG&Eのサービス提供地域で91件発生しており、35,000を超えるお客様へのサービス提供が中断されました。このような停電により、病院、学校、信号機など極めて重要な施設や設備に対する電力供給サービスが中断されてしまう可能性があります。

「卒業式シーズンは、カリフォルニアの学生とその家族にとって、卒業式や祝賀イベントが目白押しの楽しい時期です。しかし、卒業式でよく見られる、風船を大量に飛ばすイベントにより、その楽しみがすぐに台無しになってしまう可能性があります。金属製風船が電線に接触すると、広い範囲で停電が生じる可能性があります。お祝いの行事は責任をもって行い、金属製風船には重りを付けて固定していただくようお願いいたします」と、PG&Eのベイエリア担当副社長であるAaron Johnsonは述べています。

金属製風船は銀でコーティングしてあり、これは電気を通しやすい物質です。風船が飛んで電線に接触すると、変圧器がショートして、停電が発生したり、電線が溶けたりして、公共の安全のリスクをもたらす可能性があります。数年前、卒業式で飛ばされた金属製風船が頭上の電線に接触したことが原因で、サンフランシスコの6,000世帯を超えるお客様が停電の被害に遭われました。最近、卒業式シーズン中に風船が原因で生じる停電の件数が増加傾向にあります。

卒業式での風船を飛ばすお祝いを責任を持って行い、楽しんでいただくために、PG&Eでは風船に関する以下の重要な安全上の注意を守っていただくようお客様にお願いいたします。

  • 「上を見て生きよう!」 注意を払い、頭上の電線の近くでは金属製風船を使ってお祝いしないでください。
  • ヘリウムを充填した金属製風船が、風船が浮かび上がらないくらい十分に重たい重りにしっかり固定されていることを確認してください。重りを絶対に取り外さないでください。
  • 可能であれば、金属製風船を屋外に出さないようにしてください。公共の安全を考えて、金属製風船を決して屋外に放さないようにしてください。
  • 複数個の金属製風船を束ねないでください。
  • 電線にひっかかった風船、凧、オモチャを絶対に電線から取り外さないでください。そのままにし、PG&Eにすぐに電話(1-800-743-5000)して、問題をお知らせください。
  • 地面に垂れ下がっているか、空中にぶら下がっている電線には、絶対に近づかないでください。地面に落ちた電線にもエネルギーがたまっていて極めて危険である、ということをいつも忘れないでください。近づかず他の人も寄せ付けず、911にすぐに電話して、警察署と消防署に連絡してください。その他のヒントは、pge.com/bepreparedで確認できます。

PG&Eについて
Pacific Gas and Electric Companyは、PG&E Corporation(NYSE:PCG)の子会社で、California州の北部と中央部の7万平方マイルに居住する1,600万人に天然ガスと電気を組み合わせて提供している公共事業体です。詳細については、pge.compge.com/newsにアクセスしてください。

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