
地元のレストランや営利ケータリング業者の長期的成功を助成金で支援
カリフォルニア州オークランド — 今年、カリフォルニア州北部と中央部では、過去最大数のレストランと営利ケータリング業者にCalifornia Restaurant Foundation(CRF)とPG&E Corporation Foundation(PG&E Foundation)の助成金が支給されます。助成金は設備改修やスタッフ研修などへの投資に充てることができます。地元のレストランが地域経済とコミュニティの発展に引き続き貢献してもらうために、その長期的成功を後押しするという強い意思がここに表れています。
地元のレストラン188軒に支給される助成金5,000ドルの財源となっているのは、110万ドルにのぼるPG&E Foundationの今年の慈善寄付です。助成を受けた事業者の所在地は、Pacific Gas and Electric Company(PG&E)の供給エリア内にある29の郡です。この慈善寄付はこのほか、助成金プログラムを統括するCRFの運営支援にも充てられます。この資金はお客様ではなく、PG&Eの株主から提供されます。
今年、助成金を受け取る事業者の数は昨年の154を上回りました。つまり、CRFのRestaurants Care Resilience Fundは、ますます多くのレストランを支援するということです。この助成金は、設備や技術のアップグレード、予期せぬ困難に備えるための資金、離職防止手当、研修費用に充てることができます。経営と人材への投資の面でレストラン経営者を支援することが助成の目的です。
助成金の支給対象は、カリフォルニア州在住で、店舗数が5店舗未満、かつ売上高が300万ドルを下回るレストラン経営者です。
「この助成金は本当にありがたいです。私は貯金もなく、きちんと勉強したこともありません。持っていたのは、皆様に食事を提供したいという強い気持ちと、心から支えてくれる家族だけです。現在、当店は頼れるスタッフに恵まれ、地域のお客様に愛されるフルサービスのレストランに成長しましたが、コストの上昇に伴い、成長に必要な設備改修への投資が難しくなっています。しかし、この支援のおかげで効率を高め、自家製デザートメニューを増やすことができます。この助成金は、当店が回復力を維持し、夢を実現し続けるために必要な力を与えてくれます」と、ベイサイドカフェ(モロ・ベイ)のオーナー、ドーン・ボルスト氏は語りました。
2021年以降、PG&EとPG&E Foundationは、CRFのRestaurants Care Resilience Fundに430万ドルを拠出しました。この基金から3,000~5,000ドルの助成金が支給されます。(PG&Eの供給エリアで過去に助成を受けた事業者を取り上げた 動画「キッチンからコミュニティへ」 をご覧ください。)
今年の拠出を加えると、PG&Eがこれまでに助成金支給を支援したカリフォルニア州北部と中部のレストランとケータリング業者は合計863に達します。
「これらのレストランの多くは家族経営で、地域社会の心のよりどころになっています。そこは友達や家族が集まって誕生日や卒業を祝い、大切な思い出を作る場所です。California Restaurant Foundationとの提携は、これら地元のレストランの成功を後押しし、地域経済とコミュニティを活性化させます」と、カーラ・ピーターマン(PG&Eコーポレーションのコーポレート・アフェアーズ担当副社長兼PG&E Corporation Foundation理事長)は述べています。
CRFは、COVID-19による経済的打撃からレストランが立ち直れるよう支援するためにResilience Fundを立ち上げました。コロナ禍の影響により、多くの飲食店が一時的な閉店を、さらには完全閉店を余儀なくされました。PG&EとPG&E Corporation Foundationは、プログラムの開始時から支援を続けています。経済状況が不安定な中でも飲食店が営業を続けていけるよう、両者は変わらず支援を継続しています。
California Restaurant Foundationのアリシア・ハーシュフィールド会長は次のようにコメントしました。「5年の間、Resilience Fundを変わらずご支援くださったPG&Eに深く感謝いたします。この支援は大変重要です。なぜなら、地元の飲食店が賑わえば、近隣の皆様も地域自体も活気づくからです。PG&Eのご協力のおかげで、個人経営の事業者たちは苦境から立ち直り、運営体制を強化するとともに、営業する地域社会の中で雇用を創出し、人々の交流の場を提供し続けることができます」
飲食店と中小企業の支援
PG&Eは、経済的に厳しい時期においても、中小企業のお客様がエネルギーと経費を節約できるよう引き続き力となりつつ取り組んでいます。ここで、PG&Eがお客様を支援する方法をいくつかご紹介します。
- On-Bill Financing:PG&Eでは、老朽化した設備をよりエネルギー効率のよいモデルに交換するための無金利ローンを提供しています。こちらの動画で、どのように省エネが事業に再投資され、収益を改善するかについてご覧ください。
- フードサービス設備への割戻し:PG&Eは、フードサービス設備をアップグレードする際に、コストを節約して生産性を高められる、複数のリベートプログラムを提供しています。
- フードサービス・テクノロジーセンター:業務内容の向上や効率的な省エネルギーに向けた各種研修プログラム、厨房設計の専門コンサルタント、試験用キッチンプランなどをご利用いただけます。
- Budget Billing:小規模ビジネスのオーナーの方は、Budget Billingに登録すると、毎月予測可能な請求を受けることができます。このプログラムでは、夏季に想定外の金額が請求されないよう、請求月額を平均化して毎月の支払いを決定します。
- エネルギー効率向上プログラム:PG&Eの外部企業との契約により、さまざまなビジネス分野向けにカスタマイズされたソリューションを提供しています。
- 最適な料金プランを見つける:お客様はこのオンラインツールを活用して料金分析を行い、自社の事業運営に最適な料金プランが適用されているかどうかを確認できます。昨年、当社はお客様の料金負担を540万ドルも軽減することができました。
- Economic Development Rate (EDR):対象となる法人のお客様に、3タイプの電気料金割引オプションのいずれかを通じてコストを削減する機会を提供します。PG&Eでは、企業がCaliforniaで成長し、事業を維持できるようにこの料金を策定しました。標準の12%の料金は、サービス地域全体でご利用いただけます。
PG&Eの中小企業のお客様向け支援の詳細については、pge.com/smbsupportをご覧ください。
PG&E Corporation Foundationについて
PG&E Corporation Foundationは、PG&E Corporationが出資する独立した501(c)(3)非営利団体であり、PG&Eとは別の組織です。